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もっと緑響くレストラン2

もっと緑響くレストラン2

横浜おすすめ旅行記4

中華街豆知識
中華街の東西南北に立つ門は、中国の伝統的な風水思想に基づいて
建てられているのはご存知でしょうか?風水では東西南北に、
決められた色と守り神を配すると幸福が得られると言われています。
中華街東門朝陽門
東門 朝陽門
東門は青色で守護神は青龍、正式名は朝陽門。朝日が街を
覆えば繁栄をもたらすと言われています。


西門 延平門
西門は白色で守護神は白虎、正式名は延平門。平和が末永く
続く様にと言う願いが込められています。


南門 朱雀門
南門は赤色で守護神は朱雀、正式名は朱雀門。災難を除去し、
福を招くと言われている朱雀神が守っています。


北門 玄武門
北門は黒色で守護神は玄武神、正式名は玄武門。
子孫繁栄をもたらす、玄武神が祭られています。

この様にそれぞれの門は、各色に塗られそれぞれの
守り神が彫り込まれています。中華街の繁栄を四方から
支えると言う意味が込められています。
地図を見てみて下さい。中華街だけ周りの街と道路の区切る
方向が違うんです。これも風水を使った街造りだからです。

中華街を歩くと店の中に色々な風水の飾り付けをしている店が
あります。風水グッズを売っている店もあります。本格的な物を
売っている店もあります。私も風水の勉強をしていますが、
なかなか難しいですよ。何でも方向や色を合せば良いと言う物
でもないですし、力のバランスも非常に大切です。年によって
方向は変わりますので間違うと運気が下がる事も多々あります。


関帝廟
開門時間 10:00~20:00
中華街関帝廟
中華街に金色に輝く中華街のシンボル関帝廟は商売の神様。
関帝廟に祭られる主神は関聖帝君です。関聖帝君は『三国志』で
有名な実在の人物、武将の関羽を神格化した名前で、「関公」
「関帝」等とも呼ばれます。
関羽は劉備と張飛に出会い意気投合します。三人はたとえ違った
年月に生れても死を同じ日に望む義兄弟の契りを桃園で結び、
劉備を長兄に張飛を弟として国家の安定に努力する事を
誓い合いました。そして劉備を皇帝として擁立、関羽と張飛はそれを
補佐し国の基礎固めを行ないました。しかし曹操と孫権の連合軍に
捕らえられます。そこで劉備や張飛の事を密告すれば命は助けると
言われますが、兄弟を裏切る事無く、自ら死を選び処刑されました。
後年劉備の一族は関羽の功績に感謝して廟を建立、これが関帝廟
の始りです。以後何百年に渡る各朝廷も関羽の精忠・守義に感動し、
帝位を授け護国の神として祭りました。

関羽は武将として兵站に精通し、記帳にも長けて、昔の中国社会で
使われていた簿記の方法を発明したと言われています。関羽の義を
重んじ誠を尽くし約束事を守る精神が、商人にとって最も大事である
ことから、信用第一・商売の神様として、祭られています。

せっかく行ったならば、是非お参りしましょう。
5本の線香を購入して、火をつけます。そして本殿外の一から五までの
香炉に順に線香を供えて身を清めます。この時線香は右手に全て持ち
左手で1本ずつ香炉に供えていきます。台湾、中国も勿論同じです。
中華街関帝廟 香炉
一の香炉  


各香炉毎に三礼して線香を供えるのですが、一の香炉の
神様は天空に住む神なので、関帝廟を背にしてお参りします。
そして二の香炉から順に五の香炉まで行ないます。
関羽像
関聖帝君

次に本殿に入り、中央の関聖帝君、左に地母娘娘、右に観音菩薩、
右斜め後ろに福徳正神が祭られているので、順に参拝します。
神前にひざまずいて合掌し、ふかぶかと三礼し、住所・氏名・生年月日
を告げて、それぞれの神様に願い事をします。
玉皇上帝・・・天空に住む神で国泰平安
関聖帝君・・・商売繁盛、入試合格、家内
安全、学問
地母娘娘・・・除災、精神の健康
観音菩薩・・・解難、身体の健康
    縁談、安産
福徳正神・・・金運、財産保全  

本殿に入るとスゴイ迫力を感じます。関羽様も凄いですが、
福徳正神様は正面にひざまずいて、お顔を拝見すると
まるで生きているような表情で、こちらを見ておられます。


自分の舌や目を持って、自信のお薦めの中華街の店は以上です。
勿論美味しい店は、もっと沢山あります。沢山在り過ぎて、まだまだ
行っていない店が多過ぎます。やはり大阪から横浜は遠いですから、
私も美味しい店に行きたいので、はずさない様についつい馴染みの
店に行ってしまいます。新たな気に入った店を見つけましたら、また
ご紹介したいと思います。 


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